鳴門骨とは、「の九つ道具」と呼ばれる鯛の面白い形をした特殊な骨の総称のひとつです。鳴門骨の読み方は「なるとほね」と読み、真鯛の尻ヒレのやや下あたりに出来るヒョウタン状の変わった形の骨です。それでは、この鳴門骨を持つごく一部の真鯛の特徴についてご紹介していきます。

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鳴門骨は鯛の中でも激流を耐え抜いた鯛にしか存在しない

鳴門骨は、全ての真鯛の骨に存在しているものではなく激流を耐え抜いたごく一部の真鯛にしか存在しない特殊な骨です。鳴門骨の由来は、元々兵庫県の明石海峡付近の激しい激流の渦周辺に生息している真鯛の骨に見受けられた特殊な形の骨から「鳴門骨(なるとほね)」となりました。地元、明石では「鳴門骨」のことを「鳴門コブ」と呼んだりもします。

また、鳴門骨を持つ真鯛が生息する明石海峡の潮の流れは、世界三大潮に数えられるほどの激しい潮の流れとなっております。その一方で、このような世界でも有数の激しい潮の流れの環境で育っていない真鯛には、まったく「鳴門骨」が見受けられることはありません。流れの緩やかな環境で育った真鯛は、泳ぐ力をそれほど必要としないためか、尻尾部分の骨はスラっとしています。

鳴門骨を有する真鯛の尻尾の変化や、その鳴門骨の形成メカニズムについては今現在はっきりとしたことは分かっていないですが、必ず鳴門骨を持つ真鯛に共通する点は激しい激流環境下で育っている真鯛ということです。つまり、鳴門骨の発生メカニズムに明石海峡のような激しい激流環境が何かしら真鯛に影響を与えていることは確かといえます。

鳴門骨が鯛にできる推測と状態について

鳴門骨が鯛にできる推測は、鳴門骨を有する真鯛の共通点から激流の流れで常に泳ぎ抜いているために真鯛の尻尾部分の骨に疲労が溜まりコブができるという説があります。また、鳴門骨が真鯛にできる状態として、脊椎骨の血管棘(けっかんきょく)と呼ばれる真鯛の尻尾の骨の根元部分が肥大化したものであります。つまり、明石海峡のようなとても流れの早い潮で育っている真鯛が、立派な尻尾へ強化されると同時に過度な運動によって、血管棘が大きくその流れに耐えうる進化をしているともいえます。

また、鳴門骨は緩やかな潮の流れの環境にいる真鯛には見受けられないため、奇形に見えるかも知らませんがこの鳴門骨の形は真鯛の病気や奇形には全く関係ありません。この鳴門骨は真鯛が稚魚のうちから激流を耐え抜いて育ってきた強靭天然真鯛の証でもあり、成長過程でその激しい流れに耐えうる様に形成進化したものです。もちろんではありますが、この鳴門骨は養殖の真鯛にも存在しません。

さらに、海外の真鯛でも明石海峡のような超激流の海域で育った真鯛にも鳴門骨が見受けられることがあり、地域性で鳴門骨が真鯛に発生するというものでもありません。日本のみならず、海外でも鳴門骨が鯛に見られる時の共通点はやはり先述してきました激流で育っている真鯛ということがハッキリとしています。長期間、稚魚のうちから超激流にもまれながら休むことなく泳ぎ続ける真鯛が脊椎骨の血管棘(けっかんきょく)を変形させて独自に進化した様子がうかがえますね。

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