ゴカイとイソメの違いは、どこがいったいどう違うのかわかるだろうか。ゴカイもイソメも虫エサですが、それぞれ分類分けでもゴカイ科とイソメ科といって具合に全く違う生き物となっています。それでは、ゴカイとイソメの違い2つと保存方法を釣りに役立つことについてご紹介していきます。
ゴカイとイソメの違いはその肉厚さ
ゴカイとイソメの違いを比べると、その肉厚さの違いが見受けられます。一般的にゴカイの個体差はあまり無くて均等な印象があります。イソメの釣り餌は体が太い個体や細い個体などその個体差が目立ちます。しかし、そんなイソメであっても全般的にゴカイよりも、肉厚であり太くて全長も長い虫エサとなっています。
ゴカイとイソメの色の違いを見比べると、ゴカイの方がピンク系から青緑系などのグラデーションが特徴的でありますが、イソメは全体的に単調カラーとなっています。外見的な違いはゴカイとイソメでその体の太さと色合いが若干違ってくるので、この点を覚えておくと見分けがしやすくなります。
また、生命力に関してはゴカイよりもイソメの方が高いです。そのため、エサ持ちという意味ではイソメの方がタフでありますので長い釣りをする場合にはイソメが便利です。なお、砂地に潜むキスやロックフィッシュなどの魚を狙う場合はゴカイの釣り餌が使いやすいですね。
ゴカイとイソメの違いは価格や値段
釣りに行くときには、ゴカイとイソメの価格や値段の違いを比較することは少ないもののどちらが高いかご存知でしょうか。一般的には、グラム単位でゴカイとイソメを値段比較すると、イソメの方が安い傾向にあります。これは、ゴカイに比べてイソメが生命力が高くそして、比較的ゴカイよりも長生きするため価格帯もイソメの方が安い傾向にあります。
また、コストパフォーマンスを優先するのであればイソメの釣り餌を使う方が良いです。イソメはゴカイと比べて、肉厚でダイナミックでありますので千切って釣り針に付けることも可能です。もちろん、ゴカイでも長い場合は千切ることはありますが、イソメが千切っても太くて生命力の高いので長持ちします。なお、イソメはゴカイと比べて個体差が大きいのがちょっと気になります。
しかし、釣具屋さんなどでイソメを購入するときには「太めのイソメ」か「細めのイソメ」かを言うと対応してくれるところが多いのはご存知でしょうか。ちょっと細めのイソメを注文すると、イソメの数が増える(総グラムは同じ)ので数を使う釣りをしたい場合には細めが良いかもしれませんね。また、ワイルドに釣り針に複数のイソメを掛けたいときには太めのイソメをオススメします。
ゴカイとイソメの保存方法について
ゴカイとイソメなどの釣り餌が余ってた場合には、3~4日ほどであれば保存方法があります。例えば、釣りに行って虫エサが余ってしまったけど、翌日や近いうちにまた釣りに行く予定がある場合には、ゴカイやイソメのパックを新聞紙で包んで氷入りのクーラーボックスに入れると数日間長持ちします。もちろん、ゴカイやイソメを購入した時にどれくらいの時間がお店で経過しているかによって、持ちの良さに差があります。
また、ゴカイやイソメなどの釣り餌をパックで保管するときには、購入時に初めから入れられていた砂も必ず捨てずに同封しておいてください。万が一、砂をパックから抜いて保存してしまうと、ゴカイやイソメが水を吐いて水浸しになってしまい弱ってしまう原因となります。少しでもゴカイやイソメを長持ちさせたい場合には、水濡れを注意してください。
なお、もし釣りに行くことが近いうちにない場合には「塩イソメ」という長期保存が可能な塩漬けエサを「塩イソメの作り方と保存方法!釣果が良くなる付け方と使い方」でご紹介しております記事の様に自分で作ることもできます。
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