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イイダコ卵入りの子持ちを釣りたいという人も多く、飯蛸は1年で2回ある旬のうちの冬から春前にかけてのシーズン時期も釣り対象として人気があります。イイダコの数釣りでは身が美味しくなる旬の季節の夏場が魅力的ですが、数が釣れないものの子持ちのイイ(飯粒)をお腹(頭)にたっぷり詰まった冬から春の時期はまさにグルメ食材を釣り上げるといった印象ですね。

イイダコの卵入りは11月から3月くらいが最も旬になる時期であり、卵の有無によって飯蛸の価格が決定するほど「イイ持ち(いい持ち)」の雌にはとても価値があります。そして春半ばから後半にかけて卵入りのイイダコのメスが産卵するために浅瀬の砂地に接岸してきます。そのため、イイダコの卵入り子持ちのメスが砂地が広がる浅瀬に接岸してくる前の寒いシーズンに釣るのがベストです。

ツーリー
冬から春時期のイイダコ卵入りのメスは「子持ちイイダコ」と呼ばれ、オスは「スボケ」と呼ばれていて、オスはメスの半値以下の値段なんだね。でもオスの身は、メスよりも柔軟性があってこの時期はまろやかで柔らかいんだよね。それよりも、イイダコの卵入りの雌を釣る方法を教えてよ。
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イイダコの卵入りのメスの釣り方


イイダコの卵入りの時期は、産卵を迎える前の冬から春前にかけてのシーズンとなります。イイダコの卵入りのメスを釣ろうとすると、夏の時期よりも比較的沖合のポイントを探る必要が出来て来ます。そのため、子持ちイイダコを狙うとなればその釣り方は、必然的に船釣りが有利となり防波堤や堤防からの飯蛸狙いは難しくなります。

イイダコの卵入りを釣るには、通常の飯蛸釣りよりも広範囲の探りが必要となります。その点からも、冬場から春前の時期の飯持ちイイダコを釣るには船釣りが良いといえます。また、子持ちのイイダコはあまり積極的に動き回る事もせずに、捕食のタイミングの時に少し移動が活発になるため、広範囲の探りが必要となってくるわけです。

イイダコの卵入りのメスを釣りには、誘い方もピョンピョンと跳ねさせるアクションではなくて、ズル引きは基本となります。ズルズルとゆっくりイイダコテンヤやタコエギなどの飯蛸仕掛けを引いて、数秒止めるという動作を繰り返しますが、ズル引きのリール巻取りもゆっくりとすることがコツです。冬場から春シーズンのイイダコは、食いつきが良くないので早いアクションは不向きとなります。

また、子持ちのイイダコはとても警戒心が強くなるので、飯蛸仕掛けをズル引きするときにはボトムから浮かび上がらせないように擦れる形で引くことが釣り方のコツです。イイダコの数釣りが楽しめる夏の時期であっても、底からイイダコ仕掛けが離れると乗りがとても悪くなってしまいますので注意が必要です。そして、イイダコは小さいタコなので、マダコ釣りの様にズッシリとした重みがありません。

イイダコ仕掛けに乗ったとしても、それが海藻なのかイイダコなのかの見極めは何度か釣ってみて慣れが必要です。なお、イイダコは仕掛けに乗っても思いっきり大合わせをすると、せっかく乗った仕掛けから逃げ出してしまいますので、微妙に仕掛けが重くなったらラインを張った状態で緩めずに巻き取りましょう。

ちょっとしたコツとして、船釣りでのイイダコ狙いでは船が潮に流されていくのでリールを必要以上に巻かなくてもその流れによってイイダコ仕掛けをズル引きすることができます。巻取りによる調整が船釣りには不要となることもあり、コトコトとイイダコ仕掛けをの振動させながらズル引き誘いもしやすいので、船釣りでのイイダコの釣果は上がりやすいです。

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