磯釣りでは服装の装備と靴の準備をしっかりしないと、大きな事故に繋がってしまう危険な釣り場です。特に沖磯は、ゴツゴツとした岩肌が多いので万が一転んでしまうと大きなケガをしてしまったり、磯用の靴を用意していないがために海へ落下してしまう事もあります。
もちろん、磯釣りではリスクをしっかりと把握したうえでしっかりとした装備をすれば比較的安全に釣りを楽しむことができます。そして、沖磯では魚影も濃いので磯釣りの服装装備と靴の重要性を理解して、リスクをしっておくと磯の魅力を存分に満喫することができます。
磯釣りの服装装備と靴の重要性
磯釣りは海という大自然を相手にするのが醍醐味ですが、突然海の状況や天候が変わることがあるために安全な服装装備と靴の準備が必須です。海の天気はよく変わると言いますが、沖磯ではちょっとした風の変化とかで波が荒立ったり晴れているのに高波が激しく変わることがあります。特に風が強くなってくると、突風によって磯の岸壁から海に落ちる危険がありますから注意してください。
徐々に気圧が変化する場合には、それまで穏やかだった沖磯周辺が怪しい波に変化していき気付けば突然高波が来ることもあるので気を付ける必要があります。沖磯へ渡るときには、潮の満ち引きも前もってチェックしていないと、帰り道が満ち潮で無くなっているなんてことも起きえます。また、寒い時期に磯釣りをしているときは、海水の温度も低いので落水に気を付けなくてはなりません。
磯釣りでは毎年事故が発生していて、冷たい海水に落水すると1時間で気を失ってしまい、3時間後には命を失う可能性があります。必ず磯釣りの時には、一人で釣行せず複数人で生き、そして安全な服装装備と靴を最低限揃えてください。さて、磯釣りをする時に、揃えておくべき安全な服装の装備とは何でしょうか。まずは、当たり前ですがライフジャケットを揃えておくようにして下さい。
うっかり海に落水した場合にライフジャケットがあれば、救助が来るまで海に浮かんでいられます。特に磯釣りで海へ落下してしまうと、尖った岩壁に波の勢いで衝突して怪我をしてしまう事もあります。ライフジャケットをしていれば、とがった岩に当たった瞬間のショックを、少なからず和らげる働きもします。そして、磯から落下して怪我をしてしまった場合にも、ライフジャケットがあれば体力を消耗を抑えておけます。
また、磯周辺の潮の流れが強いケースでは、一度海へ落下してしまうと岸まで自力で泳ぐことは難しいので、ライフジャケットは必須です。そして、これらの落下を未然に防ぐために磯釣り用の滑りにくい靴も、揃えておかなくてはなりません。スパイク型やフェルト型などがありますので、グリップ力が高い物を選んで下さい。
磯釣りでは、安全な服装の装備と靴が絶対に欠かせません。ライフジャケットや磯釣り用の滑りにくい靴を、用意しておくことを覚えておきましょう。磯釣りでは出来るだけ荷物を減らして、身軽にしておくことによって安全を確保できるようにもして下さい。
覚えておきたい磯釣りのリスク
磯釣りの時には、磯の形状や天候だけの危険ばかりを考えていてはなりません。実際、磯に行くまでにほとんどの場合は船で磯に渡ります。磯に向かう船が到着し、船から沖磯へ乗り入れる時に転倒による怪我がよくあります。また、磯へ降りる際に船から落下する危険もあるので、気を付ける必要があります。出発したときには穏やかだった海も、外海に出ると急に波が高くなるとかうねりが強いと言うことがあります。
船は停泊すればカナリ揺れますから、気を付けないと乗り入れの際に海へ投げ出されてしまう可能性があるのです。海に落ちなくても、船の上で転倒することもあるでしょう。だからこそ船から磯へ下りるときには、安全に気を配ってください。そして、未然に転倒や海への落下を防ぐコツとしては、磯と船首をまたぐことはしないように覚えておく必要があります。
なぜなら、突然船が波に煽られたり引き波で船が磯から離れたりした際に、磯と船首をまたいでいると、その間に落ちる危険があるからです。船に挟まれたら致命的な事故になります。そのため、磯へ降りるときには船首ではなくやや船のサイド側から磯へ上陸するようにすると比較的安全です。また、磯釣りをする時には落下を想定して、携帯電話やスマートフォンは防水ケースに入れて身に付けておくと万が一の時に救助要請が出しやすくなります。
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