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ジギングとは、メタルジグを使ったパワーフィッシングのイメージが強いですが小型の魚から超大型の魚までターゲットとする幅広い釣りです。また、ジギングにも大きく4種類の分野があり、それぞれでターゲットとする魚や必要となるメタルジグルアーや道具が異なってきます。それでは、ジギングの魅力と分野別に特徴や釣り方を詳しくご紹介していきます。

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ジギングの基本知識


ジギングという釣りは、メタルジグというメタル素材のルアーを使って行なう釣りのです。ジギングでは、メタルジグをボトムまで落として、少ししゃくったりしながら底にいる魚を誘っていきます。このルアーフィッシングはルアー自体がメタル素材であり、ある程度のメタルジグの重さがあるために、ジギングという釣りはかなり体力を使う釣りです。

しかもジギングをする時には、メタルジグが本物の魚に見えるようなハードなアクションをなくてはなりません。時には激しくシャクってみたり、時には細かなシャクリを入れていく必要があるので、結構体力を消耗します。また、ジギングをするポイントによっては海の深さが400メール近くもあるので、メタルジグをボトムからジギングロッドをあおってリフトしたり、アクションをストップしてフォールさせたり繰り返すとそうとうハードになります。

ただ、ジギングではメタルジグに魚が食らいついたときの引きの強さがとても強いため、この衝撃の虜になるアングラーが続出しています。メタルジグがフォール中に大物がヒットして、メタルジグを加えて泳いいたり、リフトした瞬間にズシンと手元やジギングロッドに大きな反応が出る瞬間もまたジギングならではの快感です。

ジギングは大物を釣れるのが大きな魅力

ジギングというルアーフィッシングは、実績のある釣りポイントで最適なメタルジグを使えば、ほとんどの人が大きい魚とか、美味しい魚をすぐに釣ることが出来てしまうのが魅力です。先述したように、ジギングではメタルジグをボトムに落とした後に、数回シャクリ、突然思い切りビックリするような大きな魚の引きが来る快感も大きな魅力の1つとなっています。

ジギングをする時のシーズンによっては、海の底付近にいる魚たちは大物ばかりなので、ヒットした時の引きが想像を超えるほど強くて長い時間魚との格闘を楽しむことが出来ます。ジギングをする釣りポイントによって、船の流し方を工夫したり、魚の習性を考えてメタルジグを選んだりする楽しさもあります。ジギングで大物を狙うには、乗合船やボートで船釣りが基本となります。

陸からジギングでの投げ釣りでも、大型の魚を狙う事が可能ではりますが運良く青物が回遊してきている時など、釣れる確率は低くなります。その陸からのジギングで大物が釣れにくいという理由は、攻める範囲が限定されてしまうことが大きな原因でもあります。しかし、青物がベイトを求めて接岸してきている時などは、大物を狙うチャンスでもあります。

一方、船を使ったジギングで大物を狙いやすい理由としては、元々魚が集まるポイントなどを船で移動することが可能であり、釣るポイントがしけてきたら移動も容易にできるためです。また、潮の流れの影響も船釣りのジギングの場合には、エンジンでコントロールすることが可能です。海外のアメリカやカナダではジギングが、スポーツフィッシングと呼ばれています。ジギングはそれだけハードな動きが求められますし、スポーツをした後のような爽快感を感じることが出来るからでしょう。

ジギングは簡単にはマスター出来ないからこそ面白い

ジギングは繊細な釣りであるため、ラインを変えることでも釣果が大きく左右され、奥が深い釣りと言われています。例えば、ナイロン製のラインでは、ブリやメジロをたくさん釣ることが出来ますが、どうしても障害物に引っかかって魚が逃げてしまったり、ラインが魚に噛みつかれて切れてしまったりすることがあります。また、ナイロン製ラインをジギングで使用していると、メタルジグへの食いつきが浅くてきちんとフッキングしていないのに、急いでリールを巻いて上げてしまうと魚がバレてしまったなんて事もあります。

しかし、ジギングでPEラインを使うと、狙ったポイントの魚を食いちぎられずにしっかり引き揚げることが出来たりします。ジギングではメタルジグの選び方もとても重要ですが、それだけでなくジギングに使用するライン選びによってもカジキが釣れたり、カンパチが釣れたりと釣れる魚が変わってくるのです。ジギングでは、あなたが釣りたい魚によってメタルジグの選び方やラインの選び方、さらにはシャクリ方などが開発されています。

自分で選んだ釣り方を仲間達と教えあって、トライしてみる楽しみもあるのがジギングなのです。ジギングとは、メタルジグを使ってエキサイティングでスポーティーなルアーフィッシングです。このジギングの釣りの楽しさは比較的簡単に大物が釣れる一方で、色々と工夫すると釣れる魚の幅が広がっていくことです。

ライトジギングとはどんな釣りか?特徴と釣り方や狙える魚種


軽いメタルジグ仕掛けを使って行なうジギングのことを、ライトジギングと呼んでいます。ジギングと聞くと、とても重いヘビーなメタルジグを使うと思って、躊躇している人がいるかも知れません。しかし、ライトジギングは数グラムという軽いメタルジグ仕掛けを使って行きますから、多くの人が手軽にジギングを楽しむことが出来ます。

また、ライトジギングは体力があまりないと感じる人や、子供向けの釣りでもあります。ライトジギングで釣れる魚種は、小さめの青物や回遊魚が主なターゲットとなります。ちょっとしたファミリーフィッシングの合間に、ライトジギングで小さなメタルジグをキャストして小さなアジやサバなども狙う事ができます。さらに、少しメタルジグの大きさを大きくしてハマチやカンパチ、そしてマダイなどはライトジギングで釣っていくことが可能です。

シーズンによっては、ライトジギングでカサゴとかハタなんかも釣ることが出来ます。ジギングと聞くと、ちょっと専門的な釣りマスター級の人がするイメージもありますが、ライトジギングのような案外手軽にできるジギングの分野もあります。

ライトジギングに向いているタックル

ライトジギングはまめにジグを動かして、小さなアクションを積み重ねていく釣り方となっています。そのためにライトジギングに適したタックルを選ぶときには、長さが5フィートか6フィートくらいのルアーロッドが良いです。そして、スピニングリールを付けてコントロールがしやすい軽めのルアーロッドで、手首を使って簡単に動かしやすい物がおすすめです。

もし、ライトジギングに適したルアーロッドでどれを選んだら良いか分からないケースでは、ジギング専用のロッドを選べば大丈夫です。ただし、超太目で硬すぎるジギング専用ルアーロッドはモンスター級のジギングに使用するロッドとなるので、ライトジギングに適したルアーウェイトのジギング専用ロッドを選んでください。そして、ジギングの釣り方には、メタルジグのフォールスピードが重視されることもあります。

そのために、先述しましたがキャスティングするライトジギングをする場合には、リールはスピニングリールを使っておくと、フォールスピードを調整しやすいです。ライトジギングは軽いメタルジグ仕掛けの方が良いため、ラインは軽くて強度のあるPEラインを選んでおくと失敗しません。メタルジグをキャスト後にしっかりと底をとりながらジグを動かしていくライトジギングでは、感度の良いPEラインの方がアタリを逃がしません。

ライトジギングで選んでおくべきメタルジグ

ライトジギングの釣り方の特徴は、軽いメタルジグを使うことです。しかし、ライトジギングではその名の通り重いメタルジグは使われません。ライトジギングでは大体数グラム~30グラム前後が、平均的なメタルジグの重さとなります。これからライトジギングを始めるときには、どんなタイプのメタルジグを揃えておいたら良いでしょうか。

ライトジギングではもっとも一般的なイワシカラーの様なナチュラル系と、ピンクなどの派手な色を持っておくと役立ちます。一方、海水が澄んでいないときには、アピール力の強い蛍光カラーのメタルジグがあると便利です。ライトジギングは底をさらうために、針がボトムに当たって削れたりすることがあります。少しでも同じ針を使い続けるためにも、メタルジグのアシストフックを用意しておくことをおすすめします。

ライトジギングは、軽いメタルジグ仕掛けを使って行なうルアーフィッシングです。ライトジギングでは容易に小さな青物やアジ、そしてサバなどの魚を釣っていけますから、体力に自信の無い人でも気軽に試せるでしょう。

ディープジギングとはどんな釣りか?特徴と釣り方や狙える魚種


ディープジギングとは、水深150メートルとか300メートルを超えるようなところで、メタルジグルアーを使ってする釣りです。かなり深いところまでメタルジグを落として釣りをしていくハードなジギングのことを、ディープジギングと呼んでいます。これだけ深くまで潜るとクロムツが釣れますし、ドラゴン級タチウオや金目鯛なんかもディープジギングで狙っていく事が可能になります。

さらに、ディープジギングでは60センチを超えるアラも釣れてまいますし、鬼カサゴやアカムツなんかも上がっています。ディープジギングでアラを狙うときには、水深250メートル前後を狙っていかなくてはなりません。一回キャストしてから300メートルくらいの底を当たった後に、10メートルくらいメタルジグを巻きあげてタナを狙いましょう。

ディープジギングの釣り方

ディープジギングをする時には、そこまでメタルジグを落としてゆっくりしゃくっていきます。その後に、さきほどしゃくって上げていたメタルジグを、今度は素早く下へフォールさせていきます。この時は一定のスピードを維持して、メタルジグを落としていくことがポイントになります。フォールしているメタルジグは、海の中をヒラヒラとフラッシングしながら落ちていきます。

詳しくは自分の足下あたりから、ある程度の角度を付け他所からシャクリ始め、水平の位置になるところまで上げます。この時のメタルジグの巻き上げスピードはゆっくりにして、持ち上げるような感じでしゃくるようにしてください。それからロッドの穂先を、一気にしゃくり上げる前の位置まで落としていきます。メタルジグをフォールさせたら、すぐにそのメタルジグを30センチから、50センチくらい巻き上げます。大体リールを一回転すると、これくらいの長さになります。

この時に、メタルジグの光の反射に興味をもった魚が既にくらいついてフォール中にヒットしていることがよくあります。メタルジグがフォール中に魚がくわえていき、しゃくりあげた瞬間にズシンと急に重くなります。もし、このようなアタリが来たなら、すぐにロッドを立ててラインが緩まないように張った状態で合わせていき、せっかくヒットした魚をバラさないために焦らず同じスピードで巻き上げを行なってください。

ディープジギングに耐えられるロッドとリールを揃えよう

ディープジギングは深いところまでメタルジグを落としていきますし、大物が釣れることが多いためジギングロッドは固くパワーのある物を選んでください。ヒラマサとかカンパチ用のジギングロッドはサイズが短めであり、パワーがあるものがオススメです。ディープジギングでは固いロッドを選ぶとシャクリがしやすいですし、ボトムに落ちたことが分かりやすいメリットがあります。

しっかりと底をさらいたいときなどは、ジギングロッドの感度が良い方が良いため、固いロッドがディープジギングをしやすいでしょう。ディープジギングはとても水深があるため、根掛かりしたりバックラッシュになったりと、ライン関係の事故が起きやすいことを覚えておいてください。そのためにディープジギングで使うリールは、予備も含めていくつか用意しておくことがとても大切です。

ハイギアタイプのベイトリールを二個くらい用意しておくと、何かトラブルがあってもジギングを続けていけます。ディープジギングは水深200メートルとか、300メートルくらいの底を狙っていく釣りです。このような水深の深いポイントで行うディープジギングは、船釣りが基本となるため、スプリングリールは不向きです。ディープジギングでは、ベイトリールとベイトロッドを使用してゆっくりとメタルジグをしゃくることがコツです。

スロージギングとはどんな釣りか?特徴と釣り方や狙える魚種


スロージギングと言うジギングの分野は、活性が高くない魚を狙っていくルアーフィッシングです。スロージギングは、他のジギングと違ってアクションがとてもゆっくりのために、子供でも楽しむことが出来ることが特徴です。スロージギングではスモールボートの上で座りながら、ゆったり釣り糸を垂らすスタイルが魅力的です。

スロージギングをするには、キャストしたメタルジグをゆっくりと巻き上げていってロッドを少しシャクリ、ジグを横へ動かしていく釣り方があります。また、スロージギングのアクションの誘いのテクニックとして、一気にしゃくってしまってから、スロースピードで落としていく釣り方もあります。ジギングロッドの位置はラインと直角になる角度にし、リーリングをしていきます。この時に、ジギングロッドを細かく動かすと、メタルジグが周りの魚にアピールしてくれます。

スロージギングは防波堤からでも出来るのか

スロージギングはボートからだけでなく、防波堤などの陸からも楽しむことが出来る釣りです。漁港などの陸からも気軽にスロージギングが出来るので、評判の良い釣り方となっています。最近では陸からスロージギングをする事が出来る専用のジギングロッドなども売られていますから、ショアスローがしたい人は揃えるのも良いかも知れません。

防波堤からスロージギングをするメリットは、対象の魚種が増えることです。魚のリアクションも良いので、気持ちの良いファイトを楽しめます。ショアスローの典型的な釣り方は、リールを巻いていきながらティップを曲げます。この時の反発するパワーで、メタルジグを動かして魚を誘っていきます。ショアスローからスロージギングをする際には、ティップをある程度張りながら待てるジギングロッドを選ぶようにしてください。

スロージギングで釣れる魚は高級魚も

スロージギングではカサゴとかキジハタだけでは無くて、クエといった高級魚も釣ることが可能です。根魚と言われるマハタなんかもスロージギングで狙っていくことも出来ます。スロージギングではもちろん人気の定番なブリとか、ヒラマサといった青物を釣ることも出来ますし、ヒラメも狙えます。ヒラメなどはスロージギングだと、底からジグが離れても食いつくことがありますから面白いと人気です。

ただし、確実にヒラメとかマゴチをスロージギングで釣りたいときには、基本スタンスとして底をしっかりさらってください。根掛かりを恐れてメタルジグをボトムに着底させずにスロージギングをしていると、ヒラメやマゴチなどにはアプローチできません。ヒラメやマゴチといったこれらの大物をスロージギングで狙いたい場合には、根掛かりを一切恐れずにしっかりとメタルジグをボトムに落としてください。

また、希少価値の高いアカムツも、底狙いのスロージギングをしていると時々釣ることが出来ます。アカムツはヒットするとかなり引きが強いですし、最後の最後まで戦い続けるのでしっかりと巻き上げてくださいね。スロージギングとは、ゆっくりとしたアクションで行なうジギングスタイルです。高級魚を狙う楽しさもありますし、陸からも楽しめるのがスロージギングの人気のポイントです。

フラッシュジギングとはどんな釣りか?特徴と釣り方や狙える魚種


フラッシュジギングとは、特定の種類のメタルジグと特殊なアシストフックを使ったジギングです。他のタイプのジギングではあまり使わないアシストフックを使用してターゲットを狙うジギングが、フラッシュジギングの特徴です。この特殊なアシストフックとは平らになるように加工してあって、フッキングがスムーズに行なわれるようになっています。

フック自体に平らな加工がなされているために、普通はジギングで狙えないようなイサキとかベラなどを釣れてしまいます。フラッシュジギングでは「オーシャンフラッシュ」という特定の種類のメタルジグを使いますが、このメタルジグはボトムに落ちていくときに強烈なフラッシングするように作られているのが特徴です。「オーシャンフラッシュ」というメタルジグは、餌になる魚が弱って沈むような動きのために、色々な魚に強烈なフラッシュアピールをします。

フラッシュジギングではどんな魚が釣れるのか

フラッシュジギングはイサキやベラに加えて、青物全般を狙っていけます。ジギングでは釣れないような印象のある真鯛を、フラッシュジギングで釣ることも出来ます。「オーシャンフラッシュ」というメタルジグがゆっくりとフォールしていく中、強烈なフラッシング効果によって思わぬ大物のマダイを釣る人もいるほどです。根魚であるクエとマハタも、ぜひフラッシュジギングで狙って食べたい高級魚ですね。

フラッシュジギングで使用する、かなり幅広い獲物を狙うことが可能な「オーシャンフラッシュ」というメタルジグと、平らなアシストフックは最強の組み合わせだと感じます。フラッシュジギングの釣り方は、使用するメタルジグのフラッシング効果が強烈なため小さなシャクリでも十分に効果的です。海面をつつくような小さなアクションだけで、「オーシャンフラッシュ」というメタルジグがフラッシングしながら動いてくれて魚たちにアピールしてくれます。

フラッシュジギングでは普通の釣り方であるただ巻きでも効果が期待出来ますし、ワンピッチジャークなんかも効果的です。ワンピッチジャークとは、ロッドを煽ってからリールを一回まわしていく釣り方です。ここで使うメタルジグの重量は、60グラム前後のものにしてください。それぞれのメタルジグによってボトムまで行く速度が違っていますから、狙う魚の活性の度合いによって選んでいくことがポイントです。

また、メタルジグにブレードをつけてフォールさせ、ただ巻きをする方法も効果的ですから、釣果がなかなか上がらないときにはこのようなカスタマイズも試してみましょう。フラッシュジギングは比較的軽いタックルで、小さなシャクリだけで釣りが出来ることが大きなメリットです。重いメタルジグやとてもパワーのあるジギングロッドなどは必要ないため、体力に自信の無い女性などでも十分に楽しめます。

フラッシュジギング専用のメタルジグと特殊なフックを揃えて、気軽に始められるのが良いですね。ジギングはそれぞれのメタルジグによって能力やバランスが違いますから、色々試してみる奥深さもあります。

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