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夜光虫時期が来ると、海一面が青白く光り輝いて幻想的な風景が楽しめます。夜光虫は、毎年あるシーズンから発生し出すのですがその発生理由についてどのように増えていき、そして綺麗な反面どのようなデメリットが生まれるのか気になるところです。この記事を読むと、夜光虫の発生する時期と発生することによるメリットとデメリットが分かり、そして夜光虫の昼の姿と夜の姿の正体にビックリするかと思います。

ツーリー
夜光虫と言えば、海や海に近い川で刺激を受けることによって青白く光り輝く景色が綺麗よね。でも、夜光虫の時期は綺麗な海の夜景を楽しめるけど反対にデメリットって何があるんだろう。
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夜光虫の時期は暖かいシーズンに見られるのか


夜光虫というのは動物性プランクトンですから、春から夏の時期にかけてよく発生します。海温が上がってくる春先から夏にかけてのシーズン時に、海中で繁殖し夜光虫が大量発生することがあるのです。場所にもよりますが夜光虫は毎年5月頃から見られるようになり、8月を過ぎても発生することがあります。近年の傾向では、春に夜光虫の発生ピークが来ていることが観察されています。

具体的な夜光虫の時期は何月から何月というよりも、海水温が上がってくるのに合わせて発生すると考えた方が良いでしょう。気温が上がってくるのに合わせて海温も上がってきますが、海温が上昇し始める時期に夜光虫が多く見られるようです。夜光虫といえば、春先からの時期に夜の海が青白く光輝いて美しい夜景を楽しめるイメージが強いですね。

しかし、夜光虫というと綺麗で美しい神秘的な良いイメージでありますが、これは夜光虫の夜の姿です。夜光虫は動物性プランクトンの一種でありますので、もちろん昼間に見かける「赤潮」の原因であるという一面もあります。夜の姿では生きている夜光虫が外的刺激によって青白く発光して美しい印象がありますが、昼間や多くの方が嫌がる「赤潮」として発生しています。

夜光虫はどの時期にどこで見ることが出来るのか


夜光虫が見られる場所として有名なスポットが、神奈川県です。東京からも近いのでアクセスがよく、鎌倉の幾つかの海岸では広いエリアで夜光虫を見ることが可能です。先述しました通り、夜光虫は昼間は赤い色になっていて赤潮と呼ばれていますから、前もって神奈川県のどこで赤潮が発生しているかを確認して下さい。

春先には大阪府や兵庫県など大阪湾周辺に面した川などでも、夜光虫を楽しむことが出来ます。明るい場所では光が見づらいですが、街灯などが少ないスポットを探していくと、夜光虫の独特な明かりを味わえます。

毎年6~7月前後の時期になると、愛知県で夜光虫が観察できます。愛知県の海水浴場があるところでは、夜に青白い光の夜光虫が砂浜に打ち寄せている様子が有名です。夜光虫が湾の中に溜まっているときなどは、波の刺激によって青白く輝く光が強く見えますから絶景です。

また、夏の観光スポットで人気の沖縄県は、夜光虫も楽しめる場所です。夜の海でシュノーケリングをしながら、夜光虫を海の中から見ることが出来るツアーなんかも用意されています。夜光虫は刺激によって発光する特徴があるので、バタ足をしたり水面をバチャバチャと波立たせることで青白く海面が輝きます。

夜光虫が発生する理由を解説


さて、夜光虫が青白く美しい光を放って発光することはわかりましたが、どうして夜光虫が発生するのでしょうか。夜光虫が発生する理由としては生活排水とか工場排水により、海の栄養分が増え、それによって夜光虫が繁殖して大量発生すると考えられています。夜光虫は海洋性プランクトンですから、海中の栄養分が増えるほど数も増えていきます。

つまり夜光虫がいる場所は、生活排水が多い海水が綺麗すぎるポイントでない海と言えます。海水があまりにも綺麗なところには、夜光虫が発生しにくくなります。特に、都心部に近い海で夜光虫が観察されやすいのは、コレが理由だからですね。美しいイメージがある夜光虫ですが大量に増えると、魚のエラに夜光虫が入って魚が弱ったり、場合によっては魚が死んでしまったりします。

夜に見える風景が綺麗な夜光虫ですが、魚や漁師にとっては嬉しくない存在のようです。夜光虫が発生する時期は、海水温が上がる季節です。夜光虫は全国の至る所で観察できますから、一度見てみるのも良いかも知れません。夜光虫の夜の光はとても美しいですが、昼間は赤潮という正体にビックリしましたね。

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