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ロックフィッシュ仕掛けは、海の底付近の狭い隙間などを攻める事が多いので根掛かりが発生するリスクが高い釣りとなっています。他の分野の釣りにおいても同様に根掛かりのリスクはありますが、ロックフィッシュ仕掛けがどのように根掛かりになってしまうのかという理屈についていくつかご紹介していきます。この記事を読むと、ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしてしまう理由と万が一根掛かりが発生してしまったときの対処方法が理解できます。

ツーリー
ロックフィッシュ釣りって、数釣りができるけど仕掛けの根掛かりも多くてロストがつきものだよね。でも、出来る事ならば根掛かりを減らす方法やどうして根魚釣りで根掛かりが多く発生するのかその理由を詳しく知りたいよね。
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ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしてしまう理由


根魚釣りに使用するロックフィッシング仕掛けは、岩礁の隙間やテトラポットの間などといった狭いポイントを狙って海のボトムまで落とします。根魚がいる場所というのは海の底にある岩と岩の間や、海藻の間ですから、底の狭いポイントにロックフィッシュ仕掛けを落とすからには根掛かりしてしまうのはしょうがないと言えます。

逆に根掛かりしないような綺麗な砂地が広がる海底では、根魚の住みかとなるような場所がほどんど無いので、ロックフィッシング釣りがあまり出来ません。釣り人にとっては、障害物のある根はロックフィッシュにとっては安全地帯なので、根掛かりは受け入れるしかないでしょう。確かに障害物が多い場所というのは魚影が濃く、ポイントを狙いやすくなっています。

そして、このような狭いポイントを探る根魚釣りでは、ロックフィッシュ仕掛けにヒットした根魚がエサやワームに食いついた瞬間に自分の隠れ家である根へ入り込もうとします。そのため、ロックフィッシュ釣りではとてもヒットする一方で、すぐに根魚が根に入り込んで踏ん張ってしまうため根掛かりが発生しまうといったことが多いです。

ルアーフィッシングなどでは、魚がヒットして根掛かりが発生するというよりかはルアー自体が先に何か障害物に引っかかって根掛かるという事が多いです。一方で、ロックフィッシュ釣りの根掛かりというものは、障害物に引っかかって根掛かりも発生しますが、それよりもヒットした瞬間に根魚が根の奥に入り込んだり踏ん張ったりしてすることが理由で根掛かりが起こることが多いです。

ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしたらどうすべきか


根魚釣りをしていてロックフィッシュ仕掛けが根掛かりをしたときには、慌てずに落ち着いて対処して下さい。万が一、ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしてしまったら、慌ててリールのドラグを締めて引っ張ったりするとリールが破損することがありますから、注意しなくてはなりません。根掛かりが発生したら、まずは道糸を出来る限りたるませずに張った状態にして、ラインを手に巻いてリールに負荷が掛からないようにコツコツと探るように引っ張って下さい。

また、釣り糸のラインが手に食い込んで指が切れたりすることが無いように、フィッシンググローブを付けたりタオルを巻いておくのがコツです。更に、根掛かり中は急に仕掛けが外れることもあるので、ロックフィッシュ仕掛けが海中から勢いよく飛び出してくることを想定して注意しましょう。

良くある根掛かりシーンとして、根掛かりを外そうとして力んでいると急に重りなんかが飛び出して顔に当たってしまうという危険な場面を見かけることがありますので、気を付けてくださいね。釣りをするときにナイロン製のラインをしようしている場合は、ラインを引っ張ることで強度が落ちますから、根掛かりが発生したら一度仕掛けを回収した後にラインの先端部分をカットして交換しておくと良いです。

ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしにくいタックルとは


ロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしにくいようなタックルを構成するようにすると、ある程度のトラブルを避けられます。ロックフィッシュ釣りでは、全体の仕掛けの中でオモリの部分が一番根掛かりしやすいため、重りが根掛かりしたら簡単に外れるような仕掛けがあります。重りの所だけ切れやすい細いラインを付けてあげると、岩場に引っかかってもすぐに切れてなくなるので、ルアーやワームなどをきちんと回収できます。

ジェット天秤を使うことで、海藻に引っかかりにくくすることも可能です。すり抜けやすいジェット天秤は、意外とロックフィッシングでは使い勝手が良いです。また、根魚が潜む狭い穴の中に仕掛けを垂らすだけなら重りを軽くして、根掛かりしにくいようにすることも出来ます。少し陸から離れた沖合を目掛けて遠投するときにはオモリを重くしないと飛距離が出ませんが、ロックフィッシュのように糸を垂らすだけならオモリも軽いもので十分です。

一度キャストしてボトムに着底したら、仕掛けは必要以上に動かさないのもロックフィッシュ仕掛けが根掛かりしないコツです。そして、根魚がヒットした瞬間にすぐ合わせることによって、魚が根に入り込む前に引き上げることが可能なので根掛かりのリスクもへります。以上が、ロックフィッシュ仕掛けに関する根掛かりが発生する理由と対処方法ですが、ロックフィッシング釣りでは根掛かりを覚悟しなければなりません。ここに取り上げた方法で根掛かりに対処していきましょう。

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