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夜光虫がいると魚釣りに影響する場合が多く、釣果が悪くなるということがあります。夜光虫は海水面上に浮遊していて衝撃を受ける事で発光し、夜の海では青白く光り輝くことで美しい景色となります。その一方で、夜光虫が大量に発生すると魚への影響が大きくなってしまうデメリットもあります。では、どうして夜光虫がいると釣りに影響するのかを具体的な4つのパターンからその原因をご紹介していきます。

ツーリー
夜光虫が夜の海で綺麗に光ることは知っているけど、釣りに影響を及ぼす原因となっているって本当なの?どうして夜光虫が発生すると釣果が悪くなったりするのだろう。
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夜光虫が釣りに影響する4つのパターン


夜光虫は動物性プランクトンであり、大量位発生することで釣りに影響を及ぼすほど厄介なものでもあります。普段夜光虫が発生して夜の海を眺める分には美しくて景色を楽しめるわけですが、実は魚にとって夜光虫はとてもデメリットの大きい生物であります。以下にどうして夜光虫が発生すると釣りに影響するのか、その4つの代表的なパターンをまとめていきます。

夜光虫がいるエリアは酸素が薄い

夜光虫は動物性のプランクトンですから、大量に発生するとそのエリアの海中にある酸素を大量に消費します。すると、そこにいる魚たちが吸うための酸素が少なくなり、魚の群れは他の場所へ避難してしまいます。夜光虫が大量発生すると避難しない魚も酸欠状態になっているために、底の方へ行ったりほとんど動かなかったります。

夜光虫が大量に発生することで、魚たちの活性が低くなるので、エサに食いつくことがほとんどなくなってしまいます。さらに夜光虫の大量発生が原因で魚たちのエサになるような物も窒息状態になっていてあまりいないため、魚が寄ってこないという理由もあります。夜光虫がいると、釣りで狙える魚の数が文字通り少なくなりますし、魚の活性も低いので釣りに影響してしまいます。

夜光虫がいる場所は潮通しが悪い

夜光虫が発生する場所というのは、比較的潮の流れが悪いところという場合が多いです。海の表層部分に、夜光虫が漂っている様子を見たことがあるかも知れません。同じ場所に漂っているということは、潮の流れが弱いことがわかります。そのようなところに、魚はあまり潜むことはありません。魚は潮通しの良いところを探して生息しますから、夜光虫がいるような潮通しが悪いところでは魚が釣れにくくなります。

夜光虫の光によってルアーがバレやすい

ルアーを使って釣りをするときには、夜光虫の光が強すぎてルアーが魚に偽物だと見切られてしまうことがあります。夜光虫が多いとルアーだけでは無くて、ラインなんかも映し出してしまうので、魚たちは警戒してしまいます。青白い光だけを見ていると綺麗ですし、そこまで強い光には思いませんが、海中にいる魚たちにとっては視界を利かせるには十分です。

海の中の光によってルアーが過度に強調され、必要以上に大きく魚に見えてしまうこともあります。自分が食べようと思っているエサ以上に、大きなルアーには食いつきません。もともと夜光虫が大量に発生していることによって、魚たちの活性も著しく低下している中、余計にルアーフィッシングでの釣りにも影響してしまいます。

夜光虫が原因で魚のエラが破壊される

夜光虫が原因となって魚のエラが壊れて、エサに食いつく力も無くなっていることも魚が釣れにくい理由として挙げられます。肉食系のプランクトンである夜光虫は、魚のエラに食いつくことがあります。魚のエラから体の中に入り込んで、魚の内臓までも夜光虫が食べることがあるのです。このようにして夜光虫によってエラを壊された魚は、呼吸を上手にすることが出来なくなってしまいます。

夜光虫が原因となって必要な酸素を取込むことが出来ないために、窒息死する魚がいるほどです。また別の魚へのダメージとして夜光虫が出す有害成分によって、魚の体組織が傷ついて死ぬこともあるようです。

夜光虫がいると、魚が釣れなくなるのにはこれらのような幾つかの理由があります。釣りをするときには、釣果をアップさせるために赤潮が発生していないエリアを選ぶようにしましょう。以上が、夜光虫が釣りに影響する4つの代表的なパターンと魚へのダメージが発生する内容となります。

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