シーバスルアーを選ぶときには、昼と夜それぞれのゲームによって適切なカラーが大きく変わってきます。シーバスのルアーの選び方の基準が分からずに、なんとなくチョイスしがちな時もありますが、デイゲームとナイトゲームの違いを理解できれば、おすすめのルアーがわかってきます。それでは、シーバスルアーのおすすめの選び方を具体的な色とシーンを交えてご紹介していきます。
目次
シーバスルアーの昼ゲームと夜ゲームによる選び方の違い
シーバスルアーを選ぶときには、その釣りがデイゲーム戦なのかナイトゲーム戦なのかで基準が変わってきます。そして、それぞれの時間帯によるシーバス釣りの特徴を踏まえて、シーバスルアーのおすすめの選び方と色を解説していきます。
シーバスルアーのデイゲームカラーは太陽光を活かせる色
デイゲームでシーバスを狙うときには、ルアーカラーが太陽光をしっかり活かしてくれる色が効果的です。具体的には、太陽光を反射させて、シーバスにアピールしてくれるナチュラルカラーやパールカラーのシーバスルアーを選んでください。ナチュラルカラーのシーバスルアーは、イワシの色に似ているカラーが多いので、イワシが群れをなして泳ぐようなナブラ発生シーンではシーバスに効果的です。
このナチュラルカラーは、シーバスに違和感を覚えさせないルアーカラーなので、シーバスの警戒心を緩めさせるのにも効果的です。そして、ゴールド系のシーバースルアーカラーは、もともとキラキラしていますが、太陽の光を受けるとさらに光ってくれますのでフラッシング効果がとても良いです。ゴールド系のシーバスルアーは雨上がりなどの濁っているような海水の時に使うと、そのフラッシング効果によって周りのシーバスの注意を引きつけて、バイトを誘ってくれるので重宝するカラーとなっております。
シーバスルアーのナイトゲームカラーはパール系
ナイトゲームでシーバスを釣るルアーの色は、デイゲームほどシビアにならなくても良いです。夜というのはシーバスの警戒心がもともと緩んでいますし、シーバスの活性も高いのでシーバスルアーの色にそこまで頓着しなくても釣れます。しかし、夜でも視認性の高いパール系のシーバスルアーの色や、ピンク色などは効果的です。
パール系やピンク系のルアーカラーはシーバスもすぐに気がつく色なので、アタックしてくる確率が高くなりますし、派手な色でもナイトゲームで暗いためあまりバレません。逆に言うと、ナイトゲームではシーバスルアーを選ぶときに自分の好きなカラーかつパール系であればチャレンジできます。シーバスのナイトゲームで色を選ぶときには、シーバスに気がついてもらえるようなパール系カラーのルアーをチョイスするようにしてください。
パール系の色は月明かりとか、わずかな光に反応してキラキラと反射するためシーバスに養家的なアピールしてくれます。また、パール系カラーのシーバスルアーは海水が濁っているときにも、効果が高いので積極的に使って行きたい色です。
シーバスって色盲なのか知りたい
時々シーバスは色盲なので、どんな色のルアーを使おうが関係ないということを聞くことがあります。実際の所は詳しく分かっていませんが、シーバス釣りのデイゲームやナイトゲームでルアーの色を変えると釣果も変わることもまたれっきとした事実です。つまり、ある程度は、シーバスはルアーの色の変化に反応していることが分かります。
シーバスは色盲と言われていますが、おそらくこのようなカラーによる釣果の変化が発生している事実から、シーバスはルアーの光の反射の具合とか濃淡は識別出来ているのかも知れません。全くシーバスのバイトがないデイゲームの時に、シーバスルアーの色をゴールド系に変えたら、急にヒットするようになったなんて事もよくあります。
海の中でルアーを見たときに、どんなシルエットで見えるのか、またはフラッシング効果によって興味を引くかどうかがシーバスには重要といえます。シーバスルアーで、デイゲームに適しているカラーはナチュラル系の色です。また、シーバスルアーでナイトゲームをする時には、少ない光を反射してくれるパール系を使って行きましょう。
シーバスルアーの大きさと種類の選び方
一般論として餌釣りをする時に釣果が上がらないと小さなエサを付けることがありますが、このセオリーはシーバスには当てはまりません。シーバスに対して小さなシーバスルアーを付けてアプローチしまうと、上手くいかないことが多いです。小さいルアーだとシーバスにアピール出来なかったり、シーバスの活性を上げられなかったりするからです。
どれくらいのシーバスルアー大きさであれば、シーバスの興味を引くことができるのでしょうか。そのシーバスルアーの目安として8センチから15センチくらいの大きさのものが、シーバスに興味を引かせる効果はあります。最初は小さめのシーバスルアーから始めて、釣果が思うように上がらないときに、大きめのシーバスルアーをつけて使い分けましょう。
シーバスルアーの大きさで迷ったら、12センチくらいのものを使うのが良いです。
シーバスルアーの種類は複数ある
シーバスルアーを使い分けるときには大きさだけではなく、種類にも注目しなければなりません。ルアーにはトップウォーターとか、シンキングペンシルベイトと言った種類があります。トップウォーターと言うのは、海面に近いところで使って行くルアーです。シーバスの活性が高いときに、海面付近を小魚が泳いでいるかのように見せてアピールしていきます。トップウォーターは、姿勢も安定しているので使いやすいルアーです。
シンキングペンシルベイトは、ボトムを探るときに良いルアーです。シーバスが底に潜んでいるときに、シンキングペンシルベイトを使うと、しっかりとボトムまでフォールしてくれます。シンキングペンシルベイトは、水の抵抗を受けにくくなっていますから、早く沈んでくれます。リトリーブをすると、すぐに浮いてくれる構造なので使いやすいです。
初心者でも使えるシーバスルアーの大きさと種類
シーバスルアーは、大きさや種類がたくさんあるので、買う時には迷ってしまうものです。初心者でも使いやすいシーバスルアーの大きさや種類には、どんな特徴があるのでしょうか。まずはシーバスルアーの大きさとして約7センチくらいから飛距離が出て、ただ巻きで使えるルアーが使いやすく人気です。自然なバイブレーションでシーバスを誘ってくれるため、色々なシーンで使うことが可能です。
そして約9センチくらいで重さがしっかりあるシーバスルアーは、ローリングアクションが際立っているので重宝するルアーです。ダウンフォールの時やリトリーブに入った瞬間にバイトすることがあるシーバスルアーなので、一つ持っておくと間違いありません。
シーバスルアーの大きさや種類はたくさんありますが、最初に揃えておくのはそこまで多くなくても大丈夫です。基本を抑えたシーバスルアーから、最初に揃えていきましょう。そして、あなたに合った釣りシーンによってシーバスの数を揃えていくことがベストです。
一番初めに買うべきシーバスルアーの色とルアーの種類
シーバスは、ルアーの色を背景の海水の色とのコントラストで見分けるのではないかと考えられています。海中の周辺とその背景との色のコントラストの差がシーバスルアーにあればあるほど、シーバスは反応して活性を上げていくのです。つまり、シーバスルアーと海中の中の色合いの明度の差があると、ルアーが際立って見えるようになります。
他にもルアー自体でそのコントラストの差を表現しているものもあります。その代表的な例として赤い頭のルアーがありますが、その多くのルアーは体の色がホワイト系やパール系なので、ルアー自体のコントラストの差が高くなります。水深のある所では光がなくなり赤色が暗く黒色に見えますが、胴体の部分がホワイト系なので色のコントラストの差があります。
もちろん背景の暗い海水の色ともコントラストがあるため、シーバスはこのタイプのレッドヘッドボディホワイトのルアーに気がつきやすくなるのです。一番初めに買うべきシーバスルアーの色は、レッドヘッドのルアーと言えるかも知れません。
最初に持っておくべきシーバスルアーの種類は3つある
たくさんの種類があるシーバスルアーですが、それぞれのレンジに合わせた物を3つ揃えておけば安心です。海面に近いレンジで使えるフローティングミノーと、真ん中あたりのレンジで効果のあるシンキングペンシルです。さらに、シーバス釣りで底を狙う時用のバイブレーションがあれば十分でしょう。
フローディングミノーと言うのは、ゆらゆらと弱った魚のような動きをしてくれます。フローティングミノーはシーバスが気がつくと、急激に食いつくルアーです。そして、シンキングペンシルは着実に沈んで行ってくれて、リトリーブすると浮き上がってくれます。シンギングペンシルは、レンジのコントロールがしやすい特徴があるために、使い勝手の良いルアーです。
最後にバイブレーションは、深いボトムの部分を探るときに使えます。バイブレーションはただ巻きで良いので、根掛かりしないよう神経を使うだけで、簡単に使えるルアーとなっています。
初心者が持っておくとさらに役立つルアー
予算に余裕があるなら、持っておいた方が良いシーバス用のルアーとは何でしょう。それはスピンテールと呼ばれるルアーで、テールに付いているブレードが波動を起こすタイプです。シーバス釣りのデイゲームで、威力を発揮するルアーとなっています。一般的に住ピンテールルアーの重さは17グラム前後のものと、28グラム前後のものがあります。
これらのシーバスルアーの重さは、狙いたいレンジに合わせて選んでください。シーバス釣りにはメタルジグも使いやすいので、持っておくことをおすすめします。金属で出来ていて空気抵抗があまりないため、遠投がしやすく初心者でも飛距離が出せます。風が強いときとか、ボトムを狙いたいときにメタルジグを使ってください。
一番初めに買うべきシーバスルアーの色は、レッドヘッドタイプです。シーバスルアーの種類は、それぞれのレンジ用に3つくらいは最低揃えましょう。
関連記事
・釣り人必見!釣具が10万円お得!Yahoo!JAPANカードの補償が凄い
・偏光サングラスが釣りに必要な7つの超具体的な理由と見え方