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タチウオ締め方は、ハサミか首を折るのかどちらが良いか迷ってしまいがちですよね。太刀魚は朝マズメや夕まずめ時になると、1投1当たりといっても大袈裟ではないくらいに釣れてしまいます。特にルアーフィッシングでタチウオ釣りをしている方は、太刀魚の回遊時と重なると驚くほど釣果がアップするかと思います。そんな時にこそ、タチウオの締め方をしっかりとしないと怪我をしてしまう原因となります。

ご存知の通り、タチウオの歯は鋭いので締め方を中途半端にすると、太刀魚が生きていてクーラーボックスに手を入れた時に鋭い牙で噛まれてしまい手に穴が空くといった経験をされた方もいるのではないでしょうか。という私も、締めたハズのタチウオに噛まれて手を怪我した人物の一人です。それ以来、タチウオの締め方は安全を第一に考えて締めています。少しでもタチウオを釣った後に怪我をする人が少なくなるように記事にしました。

ツーリー
タチウオ釣りは楽しいけど、ちょっとした油断で太刀魚に噛まれて怪我をしている人を見かけたりします。太刀魚の牙は鋭いから、場合によると傷が深くなるので締め方も工夫が必要だよね。
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タチウオの締め方はハサミと首を折るのかどっちが安全か


タチウオの締め方は、多くの方がハサミか首を折るかという2つの方法をします。ハサミを使ったタチウオの締め方は、太刀魚の目の後ろ部分の頭側をチョキンと骨まで切り込みを入れます。このようにタチウオの目の後ろにハサミで切り込みを入れると骨の中にある神経を切断するため、タチウオが再び顎を動かしたり暴れたりすることが無くなります。

また、タチウオの目の後ろからハサミを入れて切っても身の部分を切っただけで骨が残っている場合は、切れ込みを入れた後もタチウオが暴れたり顎を動かしたりします。そのため、しっかりと骨に達するまでタチウオの目の後ろからハサミで切り込みを入れて、タチウオの全身がブルンと一瞬震えたら締めが成功しています。

一方、タチウオの締め方で首を折る方法がります。この首折りによる締め方は、しっかりと首部分の骨が折れて神経が切断されるとタチウオが暴れなくなりますが、意外と首を折るというのが難しいです。首を折って締めたつもりがクーラーボックスに手を入れた瞬間に、タチウオに噛まれるというハプニングが発生することがけっこうあります。

実際にタチウオに噛まれてしまった人ならご存知かと思いますが、太刀魚の牙は刃物のような切れ味なのでスパっと指が切れてしまって流血が止まらなくなったり、穴が空いてしまうこともあります。タチウオによって私たちの指が致命的なダメージにはなりませんが、地味に痛くて地味に流血が止まらないので釣りを泣く泣く中止しなければならないといった事が起こります。

この時、何が一番悔しいかというと、「なぜしっかりとタチウオを締めなかったのだろう」という自分へのもどかしさです。やっぱり、安全性を一番に考えて、思わぬタチウオからの一撃をくらわないためにも、タチウオの締め方は確実性の高いハサミを使った方法が良いです。首を折るのも良いですが、実際にタチウオの骨の中の神経が完全に切断されている状態かを外見から判断することはできないですよね。

その反面、タチウオをハサミを使って締めると、確実に太刀魚の骨ごと切るので神経が切断されていることが分かります。その結果、ハサミを使った締め方をするとタチウオが暴れたりすることもなければ、顎を動かして不意打ちの如く指を噛まれてしまうというハプニングも発生しません。つまり、タチウオの締め方は、ハサミを使う方が安全性が高く、そして怪我もしにくいと言えます。

釣り上げたタチウオの簡単な締め方


タチウオを釣り上げると、安全を考慮してハサミを使って目の後ろ部分の背骨に達するまで切り込みを入れます。この時に、釣り上げたタチウオの釣り針はそのままにした状態で、まずはじめにタチウオを「フィッシュグリップ」もしくは「フィッシングプライヤー」で掴んで固定し、続いて「フィッシングハサミ」を使ってタチウオの目の後ろ部分の背骨を目掛けて切ります。

ハサミが背骨に達して切断が完了すると、太刀魚が一瞬ブルンと震えますので正しく締め方ができている状態となります。タチウオ体全体がブルンと震えると、もう神経が通っていないので、いきなり暴れ出して噛まれてしまうという心配はありません。そのため、しっかりとタチウオをハサミで締めてから釣り針を外す方がより安全です。

タチウオ釣りはベテランであっても、不意の一撃によってタチウオからパクっと噛まれてしまうことが多いです。より安全にするために、タチウオ釣りに慣れてきた頃であったとしても、面倒だからといって締めるのを後回しにせず釣り上げる毎にタチウオをハサミで締めることをおすすめします。

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