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吉羽園閉鎖閉園したことで、バス釣りのポイントがまた一つ減ってしまった。フィッシングエリア吉羽園は埼玉県幸手市上吉羽にあった管理釣り場であり、今回の吉羽園閉店によってバス釣り好きにとっては大きな衝撃となっています。

フィッシングエリア吉羽園では、年中無休の営業をしていたためバス釣りのアングラーにとってはカナリ重宝していた管理釣り場であった。この度、バスフィッシングの名所であった土地とフィッシングエリア吉羽園ともに閉園となり、吉羽園閉鎖後はその土地が埼玉県へ返還されます。その内容について詳しくご紹介していきます。

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吉羽園閉鎖閉園について

フィッシングエリア吉羽園は1964年に埼玉県幸手市上吉羽の広大な土地でバス釣りの聖地として誕生しておりました。吉羽園オープンから長い年月が経過して、2018年6月24日に吉羽園閉鎖閉園となるはこびとなりました。実に54年間もフィッシングエリア吉羽園は、管理釣り場をバス釣りを楽しむ方のためにサービスの向上をはかりながら様々なバス釣りイベントが定期的に開催されておりました。

フィッシングエリア吉羽園の駐車場の規模もその広大な土地を利用して数100台以上は駐車できるスペースがあり、遠方からのバス釣りアングラーもよく訪れる有名なポイントでした。フィッシングエリア吉羽園の管理釣り場としてのルールは、バス釣りをする時には必ず「ルアー」もしくは「フライ」が必須という条件となっており、吉羽園の釣り堀形状は「ポンドタイプ」でありました。

管理釣り場のポンドタイプ形状の説明については、「管理釣り場でルアー選びにより釣果アップさせる方法やコツを徹底解説」の記事で詳しく説明しております。また、フィッシングエリア吉羽園は年中無休でありながら、その営業時間が早朝早くから受付をしておりましたのでバス釣りを目当てに来るアングラーにとってはありがたい運営体制でありました。

なお、管理釣り場として有名な場所であったため「吉羽園のバスフィッシングを取り上げたDVDや雑誌」などでこのように釣り方が詳しく特集を組まれていたくらいであった。

フィッシングエリア吉羽園の料金体系

フィッシングエリア吉羽園は平日であれば朝の6時から17時ごろまで営業されており、土日祝日には春から秋にかけて朝の5時30分から営業スタートでした。そして、フィッシングエリア吉羽園の料金体系は以下の通りとなっていました。

フィッシングエリア吉羽園の1日券料金

  • 一般男性 :3,240円
  • 一般女性 :2,160円
  • 高校生  :2,160円
  • 小中学生 :1,620円
  • 小学生未満:1,080円

フィッシングエリア吉羽園の半日券料金

  • 一般男性 :2,700円
  • 一般女性 :1,620円
  • 高校生  :1,620円
  • 小中学生 :1,620円
  • 小学生未満:1,080円

以上がフィッシングエリア吉羽園のバス釣り利用料金でありますが、施設内にはレストランもあり、そして初心者でも手軽にバス釣りができるようレンタルタックスセットなどのサービスもありました。もちろん、手ぶらでフィッシングエリア吉羽園に行けば釣れない事はないくらいバス釣りが楽しめるとあって、初めてバス釣りにチャレンジしようとする人にとっても便利な管理釣り場でありました。

そして、フィッシングエリア吉羽園はその広大な土地をフィールドとして釣り場自体も広いですし、駐車場もとてつもない広さがあります。実にフィッシングエリア吉羽園の土地は約3万坪もあります。しかし、2010年くらいの時期からフィッシングエリア吉羽園は存続が危うい状況となります。

吉羽園閉鎖閉園の理由について

フィッシングエリア吉羽園の閉鎖閉園は多くのバス釣りファンにとって、残念でならない悲報でありますが、実はこのフィッシングエリア吉羽園の約3万坪の広大な土地は埼玉県の土地を無許可で利用していたため、2010年頃からフィッシングエリア吉羽園の土地の返還を国と埼玉県が求めており、立ち退きの圧力が強くなってきました。

実は、このフィッシングエリア吉羽園の土地は自己保有の土地ではなく、元々は国の土地であったため今回の長年にわたる国そして埼玉県との立ち退き交渉が続けられておりました。今回のフィッシングエリア吉羽園閉鎖閉園は国側と埼玉県側に対する和解交渉が成立したため、フィッシングエリア吉羽園はその広大な土地を国に返還することとなりました。

そのため、これまでフィッシングエリア吉羽園の土地を利用しての管理釣り場サービスの提供ができなくなり、フィッシングエリア吉羽園閉店という流れとなりました。フィッシングエリア吉羽園は日本中にある管理釣り場の中でも、最大級の広さの管理釣り場であったためその閉鎖閉園を惜しみ閉店の反対運動もバス釣りファンの中で行われていた様子でありましたが、国相手ではどうにもならない状況でありました。

2010年の春には、フィッシングエリア吉羽園側が以下のような状況をコメント発表しておりました。

現在、「フィッシングエリア吉羽園」は埼玉県より、撤去・移転を求められております。
理由は、一級河川・中川の堤防・護岸工事のためということです。
 いままで一度も氾濫したことのない中川を、住民の安全のためにコンクリートで
固めるというわけなのです。
 この措置自体には賛同できませんが、当園と致しましては、工事に協力することは
やぶさかではありません。しかし、埼玉県の、一切の話し合いを拒否して、
強制的に撤去するという姿勢は容認できないものがあります。
 当園が希望するのは、円満な話し合いによって、この問題を解決することだけです。
つきましては、皆様に賛同のご署名をいただきたくよろしくお願いいたします。

上記フィッシングエリア吉羽園の土地問題に対する内容を調べていくと、この2010年から事態が大きくなっており埼玉県はフィッシングエリア吉羽園に対して「不法占拠」であるため話し合いには応じないとの強い姿勢を示していました。その一方で、フィッシングエリア吉羽園側は国や埼玉県と「話し合いをしたい」と申しでていました。しかし、フィッシングエリア吉羽園の土地は埼玉県保有の土地であるため、埼玉県側は一切の話し合いに応じない姿勢で、強制的な立ち退きを命じた形となります。

そんなフィッシングエリア吉羽園の存続危機を知ったバス釣りファンの「吉羽園の存続希望署名」がなんと1,400名以上も集まりました。しかし、結果としてフィッシングエリア吉羽園閉鎖閉園という流れとなり、日本でも最大級の管理釣り場が姿を消すこととなりました。バス釣りの聖地がなくなることは悲しいですが、このフィッシングエリア吉羽園の土地は過去に氾濫もなく、安全ともいえる土地であるためこの土地の所有者である埼玉県が住宅地にしたいという意見はとても正当といえます。

埼玉県には、フィッシングエリア吉羽園以外に、以下の20か所の管理釣り場があります。

 20か所の管理釣り場

  • 越谷市小曽川の「しらこばと水上公園」
  • 加須市大字水深の「加須はなさき水上公園」
  • 児玉郡美里町の「中里フィッシングクラブ」
  • 所沢市山口の「西武園ゆうえんちニジマス釣り場」
  • 上尾市日の出の「さいたま水上公園」
  • 川越市大字池辺の「川越水上公園」
  • 大里郡寄居町の「寄居フィッシング」
  • 秩父郡横瀬町の「あしがくぼ渓谷国際釣場」
  • 秩父郡皆野町の「ウォーターパーク長瀞フィッシングエリア」
  • 秩父郡長瀞町の「長瀞フィッシングセンター」
  • 秩父市浦山の「浦山渓流フィッシングセンター」
  • 秩父市荒川久那の「秩父フライフィールド」
  • 秩父市大滝の「トラウトオン!入川」
  • 秩父市大滝の「大血川渓流観光釣場」
  • 秩父市中津川の「奥秩父源流中津川渓流釣り場」
  • 朝霞市の「朝霞ガーデン」
  • 飯能市下名栗の「有間渓谷観光釣り場」
  • 比企郡滑川町の「伊古の里フィッシングパーク」
  • 比企郡川島町の「フィッシングフィールド川越」
  • 本庄市の「元田養鱒場」

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