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ガルプ液に他のワームを入れて自作すると、強烈な臭いがワームについてガルプワームのように爆釣するのではないかと釣り人なら一度は思うであろう疑問。しかし、ガルプ液に他のワームを入れてオリジナルワームの自作をしても、本家ガルプワームの効果が無く釣れないという事実があります。それでは、なぜガルプ液に他のワームを入れても、効果がなく本家ほど釣れないのかその根本的な理由についてご紹介していきます。

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ガルプ液に他のワームをいれて自作しても効果は無い


ガルプ液は、ピュア・フィッシング・ジャパン株式会社が20年以上の年月をかけて魚が集まり捕食スイッチが入る成分を分析して研究された特殊な溶液です。この強烈な臭いと物凄く集魚効果があるガルプ液に他のワームを入れると、たちまち抜群の効果で魚が釣れ出すイメージが湧きがちですが、実際のところガルプ液を他のワームに付け込んでも効果はありません。

もちろん、ガルプ液に他のワームを入れると、一時的にワームの表面に着いたガルプ液が水中で広がるため短期間の集魚効果はあります。しかし、実釣となると釣りをする時間は長く、すぐにガルプ液の効果は一般ワームから消え去ってしまいます。では、どうしてガルプ液に他のワームを入れても効果が本家ガルプのように続かないのか不思議に感じないでしょうか。

ガルプワームはもちろん大絶賛する釣り人が多いですが、その他にもお気に入りのワームがそれぞれあると思います。このワームのこのアクション性が好きだとか、あのワームのレンジコントロールがしやすいだとか、いろいろ人によって好みがあるのでそれにガルプ液を付けてさらにパワーアップさせてみたいと考えることもあります。

実際には、そのような夢のお話は実現せず、ガルプワームにガルプ液を付け込んでこそ効果が発揮されるということが十分身に染みた次第です。され、続いてはどうしてガルプ液に他のワームを入れても効果がなく、ガルプワームに入れた場合のみ抜群の効果をもたらすのかを詳しく見ていきたいと思います。

ガルプ液に他のワームを入れても効果がない理由


ガルプワームは一般的なワームとは、少し構造が異なります。一般的なワームはプレスチック素材であり臭いもオイルベースのものが多くの割合を占め、表面上にオイルをコーティングするというものです。当然ながら、一般的なワームはプラスチック性質が強いため、表面についてオイルベースの臭いが流れると、自然に臭いによる集魚効果が無くなります。

一方で、ガルプワームは同じプラスチック素材でありながらスポンジ構造となっているため、ワーム自体がガルプ液のウォーターベースリキッドを吸収します。そして、ガルプワームは表面のガルプ液が流れてもワーム内部に蓄えたガルプ液のウォーターベースリキッドがにじみ出てくる作りになっています。また、ガルプワームはオイルベースではなく、ウォーターベースの溶液を使用しています。

このことから考えても、ガルプ液に他のワームを入れても効果がないという理由はわかるかと思います。一般的なワームはプラスチック素材でスポンジ構造にはなっていないため、オイルベースの集魚剤を使用しています。もちろん、オイルベースでも一般的なワームの表面からそのオイルが流れると、臭いによる集魚効果が無くなりますが、そこにガルプ液のようなウォーターベースの溶液を入れてもオイルより遥かに早く流れ落ちてしまうことが分かるのではないでしょうか。

つまり、表面上にしか纏えない一般的なワームをガルプ液に付けても、ワーム内部には浸透せずにその強烈な臭いを長時間保持できません。ガルプワームはスポンジ構造となっているため、どんどんウォーターベースリキッドのガルプ液をワーム内部に蓄え続けます。その結果、長時間水の中で使用してもガルプワームはその強烈な臭いを保持することができます。

また、まだまだ一般的なワームはプラスチックベースである割合が多いため、海に残ってしまった場合は半永久的に分解されずに、プラスチックゴミとして海中に残り続けます。しかし、ガルプワームはプラスチック材質でありますが、20年以上の研究を積み重ねて、例え海中にガルプワームが残ってしまってもバクテリアによる生分解性があるため、海中のプラスチックゴミにはならない性質があります。

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