船釣りの服装は、普段私たちが日常で使用する春夏秋冬の各時期のような選び方をしないとこはご存知でしょうか。例えば、釣りでは夏シーズンでも長袖であったり真冬でも服を着込み過ぎないといった独特な服装をします。それでは、船釣りの服装を四季毎の選び方についてご紹介していきたいと思います。
船釣りの服装の春シーズンチョイス
春シーズンは比較的快適な時期であるため、船釣りの服装で春服などの薄着をしがちでありますが釣り場は気温差が大きく変化しやすいので温度調節が出来る服装が理想的です。また、釣りでは早朝や夜釣りといった極端な気温さを感じる時間帯であるため、天気予報の最高気温を基準に釣りの服装を選ぶのではなくて、その日の最低気温を考えて船釣りで着る服を選んでください。
また、春の船釣りの服装は下着は汗を逃がしやすいものにして、中着で温度調整をするようにするのがおすすめです。アウターは風を防いだり、寒さを防ぐ物を選んだりする必要があります。この時、船釣りに行く場合の服装として下着に綿素材を選ぶのは、NGなので覚えておいて下さい。綿素材の服装は汗がなかなか乾かないので、風の強い釣りのシーンでは体を冷やしてしまいます。
船釣りの服装はで大切なポイントとして、速乾性がある化学繊維の物の方が釣りの時には最適です。釣り場によっては、何度も波などがかかってしまったりすることもあるので、比較的乾きやすい素材にする方が不快な感じで長時間釣りをすることを避けることが可能です。
船釣りの服装の夏シーズンチョイス
夏シーズンにベストな船釣りの服装というのは、日焼け防止を意識した服装です。夏シーズンの船釣りで最もNGな服装は、肌の露出が多いものです。「えっ!?なぜ夏の熱い時期に肌の露出が少ない服装?」と感じてしまうかもしれませんが、釣りは日光に照らされている時間がとても長いために、肌の露出が多いと日焼けしてしまいます。
船釣り長期間真夏の炎天下で日陰の無い場所での釣りがほとんどです。そのため、半袖半ズボンといった服装の方が釣りではツラい服装になってしまいます。長袖であっても生地の薄いタイプの服装をすることによって、夏の釣りでは半袖半ズボンよりも快適になります。また、夏シーズンの釣りでは紫外線対策もきちんとしなくてはなりません。
そして、海釣りに行くにしても川釣りに行くにしても虫などがいますから、直射日光の問題以外にも虫刺されも考慮して長袖の服装を選ぶようにして下さい。さらに釣りに着る服装は収縮性があって、汗を逃がしてくれる長袖の服は重宝します。波の水しぶきをかぶったりや汗を大量にかいても大丈夫なように「ラッシュガード」は、夏シーズンの船釣りの服装としてベストです。
それから、炎天下の直射日光や虫刺され以外にも釣りは針などとがっているものを使っていきますから、ちょっと引っかかって怪我をしてしまわないようにするために、長袖の服装がおすすめです。ややクドイ繰り返しとなりましたが、夏シーズンの釣りの服装は熱いからといって半袖半ズボンは避けるようにしましょう。薄手だけど、肌を紫外線などから守ってくれるウェアを選んでいきたいですね。
船釣りの服装の秋シーズンチョイス
秋シーズンにベストな船釣りの服装は、基本的には春シーズンと同様に汗が乾きやすい素材の下着を来て体温調節がしやすい服装にします。気候もは秋シーズンは心地よく、長期戦の釣りにはもってこいの時期となりますがやや冷え込みが気になる時期でもあります。そのため、ちょっと早朝や夜釣りでの冷え込みが気になるからといって、綿素材の服を着るとあとあとツラい状況が続いてしまいます。
一度汗をかいてしまうと綿素材の服はなかなか乾かないので、早朝や夜釣りで冷えている時にこの状態になってしまうとまさに地獄絵図となります。どうしても秋シーズンの早朝や夜の冷え込みが気になる場合には、下着をモコモコ素材にするのではなく「ウィンドブレーカー」などのように冷たい風をシャットアウトするような服装がベストです。
秋シーズンは魚の活性も高く、真夏や真冬のように気候も厳しい温度ではないので一番釣りがしやすい時期でもあります。船釣りの服装も秋シーズンは、まだ軽装備でも大丈夫なので、それほど釣りの服装ミスが発生しない時期とも言えます。
船釣りの服装の冬シーズンチョイス
冬シーズンにベストな船釣りの服装は、「フィッシングスーツ」と呼ばれる通気性も保温性も良い上着が必須となってくる時期です。一般的に冬といえば、服を着込んで保温するということが多いですが、船釣りにおいては着込めば着込むほど体温低下を伴う可能性が高まることを知っておく必要があります。「えっ!?どうして着込めば体温低下するの?温くなるのでは?」という意見も多いでしょう。
確かに日常的なお出かけであれば、着込めば着込むほど温いです。船釣りの服装にしても冬に着込めば着込むほどその瞬間は温いです。しかし、船釣りというものは短時間ではなく長期戦です。そのため、真冬といえども釣りを長時間すると服の内側がアツくなって蒸れてきます。適度に温度調節も大切ですが、真冬に服の着込みすぎで汗をかいてしまうと、今度は逆に体温が低下してしまいます。
これでは快適に釣りをするどころか、風を引いてしまう服装になってしまいます。そのため、冬シーズンの船釣りの服装は着込むというよりも防寒性や防風性そして通気性に優れた「フィッシングスーツ」や「アウトドア用ウェア」が重要になってきます。冬の時期の服装は、通常の服にちょっとした温めの服にフィッシングスーツとウィンドブレーカーを持っていくと便利です。
冬の船釣りの服装でも温度調節は大切で、長時間釣りをしていて熱くなったらフィッシングスーツを脱いで、ウィンドブレーカーに着替えます。そして少し寒く感じてきたら再び、フィッシングスーツを着るなど温度調節をこまめに行って、決して汗をかいていまうことの内容にすることが大切です。
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