塩水ウニの通販を見るときに何を基準に選んでいますでしょうか。ひとつに塩水ウニの価格比較で選ぶ方法と、札幌で獲れてからの流通ルートを見て選ぶ方法があります。生ウニの賞味期限は、殻付きウニが約2日~3日で一番短く、続いて塩水ウニが約4日~5日程、最後に板ウニが約6日という日数が一般的です。
そして、しかし生ウニのインターネット通販では流通過程で時間がかかるので、お手元に届く頃には既に賞味期限が1日~2日という事が通常です。それを踏まえて、塩水ウニの通販が価格比較よりもお取り寄せの札幌で獲れたものを北海道直送しているショップが良い理由についてご紹介していきたいと思います。
塩水ウニの通販は価格優先で選ぶと損をする
まずは、塩水ウニの通販事情をお話しする前に、生ウニの食材の3種類「殻付きウニ」と「塩水ウニ」と「板ウニ」の違いについてご説明していきます。もちろん、先述しました通り、これら3種類の生ウニ製品はどれも「生状態」でありますため、賞味期限が短いです。しかし、生ウニでもそれぞれの賞味期限には差があります。大きく生ウニを2つに分けると、無添加かミョウバン入りかに分けられます。
無添加でウニ本来の味を楽しめるものは、「殻付きウニ」と「塩水ウニ」です。そして、一般的にミョウバンを使用して賞味期限を伸ばしているものが「板ウニ」になります。少し味に敏感な人であれば、「板ウニ」に入れられているミョウバン風味が苦手という方も多いかもしれません。一方で、「殻付きウニ」と「塩水ウニ」は生ウニですが、ミョウバンなどの添加物が一切入っていません。
そのため、ウニ本来の味を十分に楽しむことが出来ます。そして、「殻付きウニ」と「塩水ウニ」を比べると若干の差で「殻付きウニ」の方が賞味期限が短いです。これは、ウニが剥かれておらず殻のまま発送さえるため、ウニの身自体にダメージや殻の破片などが発生しやすいためです。「塩水ウニ」は水揚げされたウニを割って、きれいに海水濃度に近い食塩水でウニの身が洗われているので、不純物なども無い状態のため賞味期限が長めになっています。
「塩水ウニ」の賞味期限が長いといっても、海水濃度に近い食塩水にウニの身を漬けて冷蔵保存で約4日~5日となっています。ここで、塩水ウニの通販で価格優先で選ぶと、ウニの当たりハズレが大きくなります。一般的に、生ウニは食材の特性上の関係でウニそのものの大きさや味の差が出やすい食材です。そこで、少しでも日数が経過しやすい流通ルートであるとハズレ(若干だけ日数が経過している)を引いてしまうことがあります。
塩水ウニは札幌で獲れたウニを北海道直送するショップがベストな理由
塩水ウニの通販では、100g当たり約4,000円~8,000円程まで値段の差があります。つまり、安いショップであれば全体的に大量仕入れをしているため、今現在のストックから賞味期限が身近いものを優先的に出荷していきます(ショップの立場としては当たり前ですね)。
そのため、札幌で取れた塩水ウニが北海道直送であるショップ(本社は首都圏だけど発送は現地直送などはOK)と、現地から塩水ウニを仕入れて自社倉庫から発送しているショップでは塩水ウニの賞味期限に差が開いてしまいます。
塩水ウニの賞味期限は生ウニのため、他の食材よりもその日数が短いです。北海道直送か直送でないかの違いによって、塩水ウニを注文してからお手元に届いた時点で最大2~3日程の日数も賞味期限が変わってきてしまいます。そのため、できるだけ塩水ウニをインターネット通販で注文するときには、北海道直送を謳っているウニ販売ショップを利用することがベストです。
また、塩水ウニが「殻付きウニ」や「板ウニ」よりもオススメできる理由は2つあります。1つ目は塩水ウニが「殻付きウニ」と同じ鮮度のまま同じ無添加の美味しい味でありながら、賞味期限が長いこと。2つ目は、塩水ウニが「板ウニ」とは違ってミョウバンを使用していないので味が良いことにくわえて、賞味期限が「板ウニ」と大きく変わらない点です。美味しさが塩水ウニと板ウニでは全然違うのに、賞味期限があまり変わらないというのが塩水ウニの大きなメリットですね。
一応、塩水ウニは生ウニなので、開封後はそのままの保管で約1日しか賞味期限がもちません。しかし、塩水ウニのパックを開封してウニの身が余ってしまった場合などはしっかりとした塩水ウニの保存方法をしっていると約4日~5日ほど冷蔵保存で長持ちします。その方法はとても簡単で、海水濃度に近い食塩水を作って余ったウニの身を漬けて冷蔵庫で保存するだけとシンプルな方法です。