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昔のジギングロッドと今のジギングロッドでは、その長さの違いが特徴としてあげられますが、どうして昔と今では長さが異なっていたのか疑問が生じるところです。昔は今よりも釣り糸の技術や種類が豊富ではなかったため、どうしても釣り竿に変化をつけて対応するしかありませんでした。

昔は重くて長いジギングロッドが一般的であったため、使い勝手が悪くてジギングはしんどい釣りの代名詞でありました。しかし、釣り糸の進化によって今現在のジギングロッドは軽くて短めなのに使いやすく様々なジギングへの対応もしております。それでは、昔のジギングロッドが長かった理由とPEラインの発明によってロッドの長さの変化についてご紹介していきます。

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昔のジギングロッドはナイロンライン用だった


昔のジギングロッドは比較的長いものが多くありましたが、その大きな理由としてナイロンラインしか無かったからです。ナイロンラインだと水を含んで若干伸びる特性があるので、ジギングロッドで大きなシャクリを入れなければなりませんでした。そのために7フィートのジギングロッドや、それ以上の長さのジギングロッドが多くありました。

最近ではPEラインがという強度が高いラインが発明されて、ナイロンラインのように水分を含んでラインが伸びなくなりました。ラインが伸びにくくなったので、アクションがダイレクトにメタルジグに伝わるようになり、ジギングロッドが昔ほど長くなくなりました。ジギングは大物とのファイトが多いルアーフィッシングですが、昔のジギングロッドは強度があまりありませんでした。

それで当時は、長くて重いジギングロッドでないといけなかったという事情もあるようです。新たなPEラインの発明によって、釣りの便利さがより目立ってきてジギング人口も昔と比べると増加傾向にあります。

ジギングロッドは長い方が良いのか

ジギングロッドは、昔のように長い方が良いのでしょうか。確かにジギングロッドが長いといくつかのメリットがあります。例えば、ジギングロッドが長いことでロングジャークが簡単にできますし、狙ったポイントへ投げやすくなります。さらに飛距離を出すキャスティングがしたいときには、ジギングロッドが長い方がメタルジグを有利なポイントへ投げることができます。

また、ジギングで青物のナブラ撃ちなどで、メタルジグの斜め引きがしたいときにもジギングロッドが長い方が良いですし、大型魚が掛かったときには簡単にためが作れます。しかし、ジギングロッドが長いとそれだけロッドが重くなりますから、ハードなアクションを繰り返すジギングでは体力的には負担が掛かります。ジギングで狙う魚によっては、スピードのあるシャクリを繰り返さなくてはいけなかったり、リフトアンドフォールを繰り返さなくてはいけなかったりします。

そんな時には、長いジギングロッドは不利になるでしょう。ではジギングロッドを購入するときには、どれくらいの長さが良いでしょうか。ジギングロッドの長さで迷った場合は、まずジギングで使う環境(シーン)を考えてください。自分がジギングをするときに重視するのが飛距離なのか、コントロールの良さなのかを考えましょう。

もしメタルジグの飛距離が欲しいなら、長めのジギングロッドがおすすめです。テトラポットが多いポイントや船の上からナブラ撃ちをする時などでは、90メートルくらいメタルジグを飛ばしたいこともあるでしょう。そんな時には8フィートとか、9フィートのジギングロッドを選んでください。漁港とか防波堤で気軽にジギングしたい際には、今度は逆に長いジギングロッドは邪魔になります。

近場の操作が必要となるシーンでのジギングでは、6フィートとか7フィートくらいのジギングロッドで十分です。堤防や漁港からジギングをする場合には、短いジギングロッドの方がキャストも簡単にできますし、小さなアクションもしやすくなります。しかし、短めのジギングロッドではその分メタルジグの飛距離は出ないことは覚えておいてくださいね。

昔のジギングロッドが長かったのは、ナイロンラインが伸びてしまう特性があるためにジギングロッドのアクションを大きくしなければいけなかったからです。現在では新たに強度が強くて伸びない性質のあるPEラインが発明されて、短いジギングロッドでも、ジギングアクションが容易に出来るようになっています。

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